馴れ初めなど。。σ(^_^;)

先日の結婚記念日を、上等なワインを飲んだだけで済ませた私たち夫婦ですが、
前々から、コメントでも馴れ初めを聞きたいとのリクエストを頂いていたのです。

でもこの手の事って、小っ恥ずかしくって、なかなか書けるものじゃないですよね。
書く前から恥ずかしくてしょうがないので、なるべく手短に済ませますね。

当時、私たちが出会ったころ、二人とも福岡で仕事をしていました。
主人はウィーンに本店がある「オーバーラー」がIMSビルの一階にオープンして、
そのカフェでウェイターとして働き始めた時に、私がお客として現れたワケです。
死ぬほど、シンプルですね。

で、良く人に聞かれるのが「どっちから、声をかけたの?」と言う質問の答えが、
お互い食い違うんですよ。　主人は絶対に私が先に声をかけたと主張するし、
私は主人のほうが先に私に声をかけたと思い込んでました。
ま、良くある勘違いってヤツですね?

当時遊び呆けていた私は、主人が電話する時は全然家にいなくて、
なかなか私に連絡が取れなかったそうです。 携帯もなかった時代ですから。。

で、やっとこさで私に連絡がつき、初デートの日取りを決めました。
そう、その初デートの日こそが、後の私たちの結婚記念日となる、
１１月１９日だったのですよ。（マジで恥ずかし）

初デートの思い出はずばり、「寒かったでしょう！」
はっきり言ってそれ以外はなかなか思い出せません。

ただその頃、主人はステップパパが作った借金を返済すべく、必死で働いていて
前妻と別れたものの、まだゴタゴタが続いていたらしく、精神的にかなり
追い込まれた状態だったらしいのです。

男の人って、自分の弱みを簡単に見せないじゃないですか。
主人も同じで、付き合い出してからも、そういう事情は何も話してくれなかったんです。

でも、何度会っても主人の私に対する態度が（上手く表現できないけど）
「変」だったのですよ。（変態じゃないよ）
付き合ってるはずなのに、全く気持ちが通いあっていない、そんな感じでした。

で、こんな付き合いが上手く行くはずもなく、私たちは付き合い始めて４ヶ月も経たないうちに
別れることになりました。
と言うか、私の誕生日の数日後に、電話で振られちまったんです。
私はやり直そうと何度も主人を説得しましたが、彼の決別の意思は硬かったようで、
「ゆきちゃんのことは、好きじゃなかった。やり直せない」と言葉を残し、
電話を切られてしまいした。 ｶﾞ~ﾝ

初デートの事は鮮明な記憶がないのに、この振られた日のことは、昨日のことの様に
思い出せちゃうのが、マジ辛いっす。

ま、それから色々あって、出会って数年後の１１月１９日に籍を入れて夫婦となった訳ですが、
その間のことは、また気が向いたら書きますね。。

馴れ初めだけ書くつもりが、成り行きで別れ話まで発展しちゃって、自分でもちょっと
動揺しています。

でも今、ふり返って言えることは、この別れが、その後に始まった、
長く幸せな（まだ進行中ですが）結婚生活の礎を築いてくれた様に感じます。

最後になりましたが、カフェオーバーラー福岡店はかなり前に閉店しました。
ウィーンにいらした際は、是非、オーバーラーにお立ち寄り下さいませ。
美味しいがお待ちしております。

「人生いろいろ~」 by 島倉千代子

お時間がある方は、サイドバー上の「ロシアンブルー」のクリックもヨロポコ

相互リンク、随時受付中。お気軽にお申し付け下さいませ。

お知らせ　
リンク仲間のあぷぼんさんのブログで只今、捨て猫ちゃんの里親を探していらっしゃいます。
関東地方にお住まいの方で、ご興味があられる方は是非！
不幸な猫ちゃんが一匹でも多く幸せになれますように。

　

Comments

[投稿情報: りんご]

馴れ初めを話すのって正直こっ恥ずかしいですよねぇ
私なんか、話すときは（あまりありませんが）妙なが出ます。
でも、それがあったからこそ亜斗欧くんやアリちゃんが（アリーチェちゃんのお許しが出たので）いるわけで。。。
あの日あの時どちらが先に声を掛けたかは定かでないにしろ、きっと何か惹かれるものがお互いにあったんでしょうね素敵なことです
ただ、アリパパさんの決別の言葉。。。乙女にはキツイ言葉ですね
それなのに心変わりして結婚するに至ったのはWhy
続き。。楽しみにしています

[投稿情報: mia]

書きにくいお話を書いてくださって、ありがとうございます☆
色々あったんですね～
初デートのことはあんまり思い出せないのに、振られたことは鮮明に思い出せるっていうのよ～く分かります
何でか恋愛って辛いことの方が、記憶が鮮明だったりしますね
私としては、それからの色々の出来事もぜひお聞きしてみたいので、気が向いたらヨロシクお願いします
色々あっても今、幸せな家庭を築いてるって言えるの、とっても素敵ですね

[投稿情報: lilia]

そうだったんですか〜！
意外な馴れ初めでしたあ。
でも、
「ゆきちゃんの事は好きじゃなかった」
なんて言われたら、、わたくし、ショックとプライドダメージで、、もう説得なんかする気持ちになれないですよお
でも、、やはり運命と言いましょうか、、お互いの気持ちはその時点で結ばれていたのでしょうね。。
紆余曲折あっても、、ちゃあんと運命通りに行ったそうですが、、その謎の空白のお話、、聞きたい〜！
続編が楽しみだワ！
ご主人さまは、、福岡にいらしたのですねえ。。

[投稿情報: めろりぼ]

おお！ついに来ましたか。馴れ初め。
やっぱり、皆さん興味ありますよね（私も含め。）
でも、ショック～。いきなり、”好きじゃなかったって。。”
きれいなゆきさん振るってどういうこと！？。でも、私がさっしますに、(聞いてないって？）ご自分（旦那さん）がたくさん問題があったので、それをわかられるというか共有する自身がなかったんじゃないかと。。。
福岡には、妹、いとこなどがいます。私も出身が九州、宮崎です！
バンクーバーも寒いです。でも今年は天気がわりかしいいのでうれしいですが、只今子供たちがストマックフルーにかかってしまい、看病でへとへとです。。。

[投稿情報: satonag]

ひゃ〜。馴れ初めのラブラブが続くのかと思ったら別れちゃった話で終わっちゃいましたォ！
続編、早く頼みますォ。微妙なところで終わるとモゾモゾするぞなもし。（笑）

[投稿情報: フジコ]

お二人の馴れ初め、私の勝手な想像とは違い、＜カフェでの出会い＞と意外にシンプルなんですね。
今のとっても仲良しなお二人の姿を拝見すると、もっと劇的な出会い方をしたんだと思っておりました（本当に勝手な妄想ですみません）。
辛い別れがあっても、数年後に結婚するってことは、運命のお相手だったんでしょうね。
お子さん達が素直で優しい子に育っているのは、仲の良い両親の姿を見ながら、尚且つ、お二人からたくさんの愛情を注がれているからではないでしょうか？
素敵な家庭には良い子が育ちますからね。
辛い経験があっての幸せですから、その有難みが分かりますよね。
いつまでも今の幸せな暮らしを続けてくださいね。
お会いしたこともないゆきさんご一家ですが、遠い日本から幸せをお祈りしていますよ。

[投稿情報: りんご]

改めて考えて見ますに、「ゆきちゃんのことは、好きじゃなかった。やり直せない」の言葉はアリパパさんの精一杯の優しさの言葉だったのでは？
自分の抱えている問題がたくさんあり、大好きなゆきさんに迷惑は掛けられない掛けたくない、大切な人に苦労はさせたくないと思ったのでは？
そう言えばゆきさんが別れてくれるのではないかと思ったのではないでしょうか。
あはは、勝手な思い込みですが、アリパパさんのことですから、きっとそうなんだと思いたいです

[投稿情報: ゆき☆アリ]

コメントを頂いた皆様へ
只今、プチ旅行の準備や家事でテンワヤンワにつき、いつもより簡素なレスで失礼します。

りんごさんへ
人生で一番傷ついた言葉だったと思います。
ちなみに、主人は優しさから言ったのではなく、その時はそれが本心だったのです。
当時の主人は今と違って、かなりの冷酷人間だったのです〜〜。きゃ〜〜。

miaさんへ
まだ若いのに、初デートの記憶は鮮明でしょう？？
ホントにいろいろあったんですけど、今はとっても幸せです。
続編、来週くらいになりそうです。。

liliaさんへ
あんなに傷ついたのは、最初で最後です。（今のところ）私たちってとっても仲良さそうに見えるかもしれませんが、最初の頃はケンカばかりでした。
次回はその辺にも迫りたいと思います。
最近liliaさんのブログ、ハイソすぎて一般ちょ民の私には、敷居が高すぎます〜。

めろりぽさんへ
え〜、宮崎の方だったんですか?
同じ九州人として親しみを感じます~。
お子さん達、お腹の風邪になっちゃいました？
一番厄介ですよね。
ウィーンもこれから本格的な冬に突入しそうです。
お互い体調には気をつけましょうね。
続編、乞うご期待！

satonagさんへ
ゴメンね、今ちょっと立て込んでるから、来週がんばって書きます。もやもやさせちゃってスンマセン。

フジコさんへ
そうなんですよ〜、出会いはめちゃくちゃ単純なのでした。私たち夫婦って今でこそ、仲良し夫婦ですが子供達が生まれる前はケンカが絶えませんでした。
お互い良い方に変わって、親になって成長してきたような気がします。子供から教わることもたくさんありますしね。
続編、来週になりますけど、楽しみにしてて下さいね。