先日は「ガディーア」の記事に、たくさんの心温まる
コメントを頂きまして、ありがとうございました。
自分で読み返してみると、
中学生の作文みたいな仕上がりで、
かなり小っ恥ずかしい思いをしましたが、
私が伝えたかったことは、
みなさんの心に正確に届いた様で、何よりです。
ただあの記事を書いた後、ガディーアの事が一層、
心配になってしまいました。
以前は近所のスーパーでも頻繁に見かけたのに、
それがさっぱりですから、この辺に住んでる事は
残念ながらないようです。
一昨日も、彼が住んでいた収容所近くのモールも気をつけて
見てみたんですけど、彼と家族の姿を見つけることは
できませんでした。
希望的観測で、別の収容所に引っ越したのかな?
と思ってはみましたが、そのメリットになることは
ないような気もします。。
亜斗欧にガディーアとの思い出で一番
心に残っている事を聞いてみました。
すると、あまりにも悲しい言葉が。。
「ガディーア君は、いつも戦争の話をしてくれてた。」
改めて、ガディーアにとって、戦争は彼の人生の一部
であった事を思い知らされました。
まだ小学生だった少年が、友達に伝えたかった事が
「戦争」だったと思うと、胸が張り裂ける思いです。
みなさんのコメントの中で「平和ボケ」と言う言葉が
出て来ましたが、平和ボケ、いいんじゃないでしょうか。
平和故に味わえる「ボケ」です。私はこの「ボケ」さえ
享受しないまま、つるんで自ら命を絶つ人達
(はっきり書くと検索ワードでここに来る方がいるので、
ぼかしてみました)の方が、よっぽど問題だと思います。
生きたくても、生きられない人たちがたくさんいる、
その現実にまず、目を向けて欲しい。。
最後に、戦禍の中に移民を戻すような酷い事をする
オーストリア政府ではない事を、懇願したいと思います。
この記事にて、コメントを頂いたみなさんへのレスに
換えさせていただくことを、ご了承下さいませ。
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