普段、平日は外食なんて絶対しないんですけどね、
その当時、私も働いていて、寝不足が続き、とうとう
その晩、夕飯をマックで済ませちゃおうと言う
話になったんです。
で、家族4人揃って玄関を出ましたよ?
で、ガチャ〜ンとドアを閉めますよね?
で、もちろん、鍵を掛けますよね?
が、誰も鍵を持ってない事に、
その時初めて気付いたんですよ?
私と主人、一瞬にして、顔面蒼白・・
_| ̄|○ ○| ̄|_
ま、日本だったら、またドアを開けて鍵を取って来れば
済むんですけどね、オーストリアはオートロックが
主流でして、一度ドアを閉めると、ドアを叩き壊すか、
鍵屋さんを呼ぶ以外、手はないと言う事になります。
前者をやった人、知ってるんですけどね、はっきり言って、
新しいドアの値段って、鍵屋さんに払う料金より、
数倍、高いに決まってるでしょう?
ですから、ウチは鍵屋さんを呼ぶ事にしたんです。
でも、人間って窮地に置かれたら、変な事をするんですよ?
主人は、開かないはずのドアを
「開く訳ないよな〜」
と、言いつつ、何度も開けようとするし・・
私はとりあえず、中にいる猫と交信ですよ?
「ブロちゃん、ブロちゃんの体重だったら、
重いドアのハンドルも、ジャンプで開けられるよね〜
やってみよ〜、がんばって〜、お願い〜」
そんな私をよそ目に、主人は上の住人から携帯を借りて
鍵屋さんに電話してました・・。
で、数分後、待望の、鍵屋さんがやって来ました!
ピカピカのベンツで乗りつけて。(*_*;
「お待たせしました〜、さっそく開けますよ!
開けるところは、企業秘密ですので、
作業中は後ろを向いてて下さいね」
と、言われ、言われるままに・・
そう、ものの数十秒後、鍵屋さんから声をかけられ、
無事、鍵を取りに家の中に入る事ができました。
「おいくらですか?」
主人が、ビクつきながら尋ねると・・
「今、7時過ぎちゃったんで、夜間料金になるんですよ。
昼間だったら、130ユーロなんですけど、今だと
180ユーロ(約3万円)になります」
と、会話している間にも、次の仕事の依頼の電話が・・
今日だけで、最低360ユーロの稼ぎってことですよね。
で、鍵屋さん別れ際に、
「また何かあったら、お電話下さい」
と言い残して、ウチの玄関のドアに、携帯の番号付き
シールを勝手に貼って、爽やかな笑顔で、次の現場へ
急がれました。
夕飯? もちろん、マックで食べましたよ?
「180ユーロも200ユーロも変わりはね〜」
と、主人が、開き直っちゃったもんですからね。
その180ユーロは、レッスン料と言う事で、それ以来、
もちろん、鍵を忘れたこと、ありませんよ。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
今のところは・・σ(^_^;)
今回のこの事件で、今の仕事がなくなったら、
鍵屋に転職することを、心に深く誓った主人でした。。
☆今日のオマケ☆
ハローキティ埼玉限定、日本人形バージョン
こちらもにょーさんからののストラップです。
にょーさんから頂いたものは殆どが、限定物ばかりで
にょーさんのこだわりが感じられますね?
にょーさん、貴重な、ありがとうございました。★('-^v)
☆にゃんちゃってキャメラマン、ゆき☆
りんごさんは今、北極で休暇中との事でしたので、
今回は機内から撮った富士山をご覧下さい。
コメント