書いたりしていますが、動物愛護運動家ではありませんし、
その言葉自体も好きではありません。
現在は、「動物の福祉を守る」と言った考え方があります。
人間が豊かに暮らす為に、動物に人間と同じ権利まで認めるのは困難だけれども、
せめて生き物としての尊厳を守って接しようというものです。
今回は、毛皮についてつぶやきたいと思います。
私は動物実験の事を調べて行く過程で、偶然、中国の毛皮工場のビデオに遭遇し、
そこで動物達は頭を叩き付けられ、気を失いかけたところで、
生きたままで毛皮を剥がされると言う、衝撃的なシーンを目の当たりしたのです。
勿論、その動物(キツネ)は苦しそうに、悲鳴とも言い難い悲痛な声を上げていました。
そのシーンが頭と目の奥にしっかり焼き付いて、それが突如夢となり、
夜中に何度もうなされて目が覚める日が続きました。
元来毛皮は、文明が発達する以前に、人間が猟で動物を仕留め、
それを生きるために食し、寒さをしのぐ為に残った毛皮を利用したものだったはず。
しかし現在は、ファッションの為だけに毛皮が生産されています。
需要があるから供給されているのですから、毛皮を買う人が減れば、
その為に残虐な方法で殺される動物も減る訳です。
消費者が動物の福祉を訴える意味でも、不買運動を行うことが、
利益のみを求める毛皮製品生産者の、一番の痛手に繋がるのではないでしょうか。
毛皮はコートや襟巻きだけではなく、キーフォルダー等にも使われています。
カナダ土産にビーバーの襟巻きを頂いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私がうだうだと駄文を書くより、この写真を見て頂いた方が、
メッセージとして印象に残ると思いますので、目の保養と共にご覧下さい。
毛皮をまとうくらいなら、裸の方がましよ。
☆今日のオマケ☆
先のキャットショーで、「ウチの子、トロフィーをゲットしたのよ」と、
誇らしげに話してくれたおば様。
「動物の福祉」考えてみませんか?
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お知らせ
リンク仲間のあぷぼんさんのブログで只今、捨て猫ちゃんの里親を探していらっしゃいます。
ご興味があられる方は是非!
不幸な猫ちゃんが一匹でも多く幸せになれますように。
私も以前から毛皮には疑問があり、どんなに素敵なお洋服でも、毛皮が使用されているものは買いません。
勇気がないのでどのように殺されているのかは見ていませんが、残酷だということは知っていました。
買う人間が減れば、殺される動物達も減りますからね。
ある店員さんに洋服を勧められた際にも、はっきりと「毛皮の付いているものは買わないんです」とお断りしました。
店員さんに罪はないのですが・・・。
ハラコも同様です。
ファッションのタメだけに貴重な命を奪うことは罪ですからね。
お肉を食べることだけは、どうしてもやめられないので、その際には無駄に残さないこと、いただいた命に感謝することも忘れないようにしています。
一時は毛皮を着る人は知的レベルが低く見られたり、不買運動などが盛んでしたが、ここ最近になってまた流行していることが残念ですね。
投稿情報: フジコ | 2009年1 月24日 (土) 17:34
こちらに来る前は毛皮に何の疑問も抱いたことがなく、フードに毛皮の付いたジャケットを購入したことがあります。
こちらで動物実験、毛皮について考えるようになってから、以前ゆきさんがアップされていた映像もそれから調べて見つけた映像も自分への戒めの為に見ました。
こんなに残虐なことが行われていることを知らなくて大変ショックでした。
しかし何も考えずに買っていた無知な自分がもっと恥ずかしいです。。。
これからも是非動物に関しての記事を書き続けていただきたいです。自分なりにも調べていくつもりですが、もっと多くの方にも知って頂きたいです。
投稿情報: akaneko | 2009年1 月26日 (月) 11:51
フジコさんへ
私もお肉、魚は感謝の気持ちを大切に残さず食べています。
革製品は食用や年老いた乳牛の皮から作られるそうですので、余すところなく利用する知恵は大事だと思います。
ヨーロッパではうさぎも食用ですので、うさぎの耳当てなどは、感謝して使って欲しいです。
でもファッションの為に殺される動物は、1匹たりとも必要ありません!
akanekoさんへ
私にだって知らない事は世の中に、まだたくさん溢れているはずですし、無知は恥ではないと思います。
ただ知ってしまった事、改善できる事は意識を持って取り組む事が大事なのではないでしょうか。
私も一人でも多くの方に、動物の命の尊厳に対して、考えて下さるきっかけが出来るよう、これからも訴えていきたいと思います。
投稿情報: ゆき☆アリ | 2009年1 月27日 (火) 18:46