プロフェッサー・ロミーです。
やはり血は争えませんな、弟があんなに男前に育っていたとはね〜。
さて、今日も楽しくて為になるドイツ語講座を始めますよ?
本日のお題は、こちらです!
見たまんま、コーヒーです。
ウィーンはカフェ発祥の地として知られていますので、ウィーンに訪れたなら、
是非、観光の合間にカフェで美味しいとコーヒーをご賞味頂きたい。
では、本題に入りますよ? 「コーヒー」はドイツ語で「カフェ」と言います。
der Kaffee
一つ気をつけなくてはいけないのは、オーストリアですと「カフェー」と、
後ろにアクセントが来るのでフェーと伸ばしますが、ドイツですと「カフェ」と、
頭にアクセントが来るので、フェーと伸ばしません。
コーヒーの種類も日本同様色々あります。 みなさんも良くご存知の
ウィンナーコーヒーはドイツ語では「Einspänner(アインシュペナー)」と言いまして、
ウィンナーコーヒーと言っても通じませんし、ウインナーソーセージも
コーヒーの横に添えられて出て来たりしませんので、予めご忠告しておきますぞ。
次に、オーストリアで最もよく飲まれているのが、「Melange(メランジェ)」です。
メランジェはフランス語で「混ぜ合わせたもの」の意味で、
コーヒーと泡立てたミルクを半々に入れたものでして、
オーストリア人はメランジェにお砂糖をたっぷり入れて飲む人が多いのですぞ。
そして、日本人はコーヒーをブラックで飲まれる方が多いと思いますので、
ブラックコーヒーを飲みたい方は、「Mokka(モカ)」若しくは、
「Schwarzer(シュヴァルツァー)」と言う言い方を、覚えておいて下さい。
最後に気をつけなくてはいけないのは、アイスコーヒーです。
ドイツ語では「Eiskaffee(アイスカフェー)」と言いまして、
日本のアイスコーヒーの中に、バニラアイスがたっぷり入っており、
しかもホイップした生クリームのトッピング付きで、
日本人がイメージするものとは全くの別物ですので、ご注意のほどを。
どうしても、日本のアイスコーヒーが飲みたい方は、スタバへGO
ウィーンには有名な喫茶店「Kaffeehausu(カフェーハウス)」が沢山あり、
老舗のザッハーやデーメルもお勧めですが、甘さを控えたケーキを出してくれる
オーバーラーやラートハウス近くにあるスルッカは、
日本人のお口にも良く合います。
建築として素晴らしいのは、フェルステル宮殿内にあるカフェツェントラルでして、
高い天井に大理石で敷き詰められた店内は優雅な気分で、
ケーキとコーヒーを味わえる事、間違いなしですぞ。
で、個人的にお勧め出来ないのが、建築家のアドルフ・ロースが、
内装を施したとして有名なカフェムゼウムです。
ここは数年前に改装され、テーブルや椅子は安っぽいエンジ系の色で統一されてしまい、
かなりイケてないと言いますか、ダサいのですよ。
(改装後は彼のオリジナル建築に基づいたオーセンティックなユーゲント様式に
なったとの、ご指摘がございました。私の個人的趣味はさておき、
建築にご興味があられる方は、お立ち寄り下さいませ。
因に、私は改装前後に一度づつ訪れました)
カフェでコーヒーを注文する時は、注文したいコーヒーの後に、
以前勉強した「お願いします」と言う意味のbitte(ビッテ)を付けるのをお忘れなく!
では私はこれから、マウジーちゃんとカフェーハウスでメランジェを飲みながら、
おしゃべりする約束がありますので、これにて失敬。
プロフェッサー・ロミーでした。
チュ〜ス
☆今日のオマケ☆
キャットショーに出場していたまだ小猫のベンガル。
飼い主さんは、キャットショーの定番ボーズでサービスしてくれました。
2連ポチリ、よろしくにゃのだ!
ロミー教授、ごきげんよう
教授の弟さんもかなりのイケメンですが、教授はその上を行くイケメンですよ
メランジェって日本で言うところのカフェオレですかね。
それにしても、メランジェやアイスカフェーの糖分の多さにはビックリです
これがあの体型を作る訳ですね?納得いきます
ところで教授、メランジェは火傷しないよう猫肌に冷ましてお飲みあれ
オマケ。。。
ベンガルちゃん、カワイイですね 女の子っぽい顔してる
ただ、柄が比較的デカイ気がします。
投稿情報: りんご | 2009年1 月22日 (木) 00:39
教授お久しぶりです。今の講義を聞いてコーヒーが飲みたくなりました。特にアイスコーヒーが日本と違う所は驚きです。なにか、楽しむ時間に飲んでいるイメージがつきました。夜中に眠気を吹き飛ばすために飲む私とは大違いですね。
投稿情報: ゆう | 2009年1 月22日 (木) 06:35
きゃーーロミー様ぁーー今日も緑のおめめがステキですこと
今回のお題はまさに私にドンピシャですわ。
しかも昨日予約したホテルはカフェツェントラルの近く!
ロミー様とツェントラルでメランジェ。ステキなひびき♪
五つ子ちゃんもベンガルちゃんも可愛すぎです
家に帰ったらメールしますね!
投稿情報: さゆぴょん | 2009年1 月22日 (木) 11:37
ロミー教授、お久しぶりです。
オーストリアだと、後ろの方にアクセントがくるんですね。勉強になります。
"Kaffee oder Tee?"って訊かれて、"Kaffee, bitte!"と、昔、授業では言ってましたが、一度は実際にホテルで言われてみたいです
アドルフ・ロースのカフェムゼウムがそんな風に改装されてしまったなんて残念です
投稿情報: kotoka | 2009年1 月22日 (木) 22:41
りんごさんへ
流石はりんごさん、ナイスなお世辞、ばっちぐ〜ですな。
メランジェはミルクがかなり泡立っているので、カフェオレとはちょっと違いますね。
私は日本のカフェオレのほうが好きです。
こっちの人は、コーヒーや紅茶もそうですが、炭酸飲料など、砂糖が沢山入っている飲み物をがばがば飲むのですよ。
ですので、あんな体形になっちゃうんですね。
ベンガルってもっと豹柄みたく細かい柄かと思ったら、色々あるんですね。
ちなみに、あの5つごちゃんもベンガルでした。
ゆうさんへ
こちらの人は、甘い食べ物も飲み物も大好きなのですよ。
朝のコーヒーは眠気覚ましに良いですが、夜中に飲むと眠れなくなるので、気をつけて下さいよ。
さゆぴょんさんへ
メールありがとうございました。by 母上。
ドンピシャと言う響きが、母上と同じ年代の香りがしますよ?
カフェツェントラルはラッキーだと、ピアノ演奏も聴けます。
是非、来月はご一緒しましょう。
kotokaさんへ
アドルフ・ロースの件は大変失礼しました。追記を記事に書きましたので、参照下さいませ。
ドイツとオーストリアのドイツ語は単語自体、全然違うものが沢山あるので、東京弁と大阪弁より複雑だったりします。
今回はコーヒーの特集でしたが、いつかは紅茶の特集もやりたいですね。
投稿情報: プロフェッサー・ロミー | 2009年1 月22日 (木) 23:54
セク○ラ好きな横山ノックです!!(笑)
いやはや、PRFEロミー様!!
勉強になりました!!
アイスカフェはアイスに生クリーム入りなんですね!?生クリーム好きにはたまらない情報です
私のドイツ語の先生はオーストリア人で、ドイツ語で発音するザフトやゼックス(6)の濁音読みが、サフト・○ックスとだいたい全てにおいて濁らないんです!!
結構困ってますが通じるんですかね??
そうそう!!ゆきさんが言ってた「オーストリア人は優しくない・・・」を先生も昨日言ってました(笑)
「とくにウィーンの人たちは働くのが好きじゃないのか、あまり親切じゃない・・・。」と・・・
紅茶も大好きなので、楽しみにしております~!ロミー様
投稿情報: NOCK | 2009年1 月23日 (金) 06:52
NOCKさんへ
横山ノックってそう言えば、セ○ハラ好きでしたね。
まだ生きてますか?
NOCKさんは、甘い飲み物は大丈夫なのですね?母上は、甘い飲み物が苦手なので、こちらのアイスコーヒーはお飲みになりません。
Sの発音はsehen以外は、殆ど濁らないですね。6の発音は、そのうちネタで取り上げたいと思います。
あ、勿論通じますので、ご心配なく!
確かに、田舎の人のほうが断然親切ですよ。女の子も田舎の子の方が、気立てが良くて優しい子が多い気がします。
そのうち、紅茶も取り上げますので、お楽しみに。
投稿情報: プロフェッサー・ロミー | 2009年1 月23日 (金) 16:04