古い写真を整理していたら、ドイツ語学校の写真が出て来ました。
ウィーンに来て初めての夏、2003年8月に通ったクラスです。
私の左にいるのは、今でも連絡を取り合っているハンガリー人のクリスティーナ。
当時彼女は、ご主人の転勤でウィーンに住んでいました。
クラスの窓からは、オペラ座が見渡せる絶好のロケーション・・
には違いありませんでしたが、その年の夏は猛暑で、クーラーも付いていない教室は、
窓を開けるしかなく、メインストリートを走る車の騒音は否が応でも聞こえてくるし、
暑さでくらくらしながら授業を受けていたのです。
授業は朝の9時から12時まででしたが、その間、休憩は20分ほどあり、
こうやって分からないところを、お互い教え合っていました。
右の男の子はロシア人でしたが、よく授業をさぼっていたので、
名前は忘れてしまいました。
クラスは1カ月毎にテキストが変わってメンバーも変わります。
↓の写真は最初のコースの最終日。
私が撮ったので、私以外のメンバーです。
左からイタリア人のイーヴァン、スキンヘッドの彼は何とこのクラスを担当した
先生のセバスチャン、次のハゲおやじは英語教師の職を持つアメリカ人のスティーヴン、
ウクライナ人のアレキサンダー、ウガンダから来たルーシー、
オーストラリア人のキム、南米のどっかの国出身のマリア、クリスティーナです。
クラスは9人編成でしたが、9人とも国がダブってなかったのには驚きでした。
私は日本にいる頃は殆どドイツ語を勉強した事がなく、
このドイツ語学校でドイツ語学習のスタートを切りましたが、
その時は既に、30代半ばを過ぎてたのです。
初心者クラスのこのコースは誰もドイツ語がしゃべれなかったので、
最初はみんな英語でコミュニケーションをとっていました。
英語教師をしていたスティーヴンは言葉を教える職を持ちながらも、
何とこの最初のコースでドロップアウト。
アレキサンダーとイーヴァンはまだ学生だったので、この夏のコースが終わると
それぞれの国に帰ってしまいました。
次のコースには、私とクリスティーナ、キム、ルーシー、マリアが進みましたが、
何と、キム、ルーシー、マリアもこのコースでドロップアウトしちゃったのです。
この学校では月に2回テストがあって、そのテストである程度の点数を取らないと
次のコースに進む事は出来ません。
宿題も毎日沢山あったので、ドイツ語学校に通っている間は、かなりハードな生活を
強いられていましたが、クラスの友だちとはとても仲が良かったので、
学校生活は楽しく過ごせました。
私はこの学校に6ヶ月間通い、中級クラスまで行きましたが、
英語とは違い文法が複雑なドイツ語を、書いたり話したりするのは至難の業としか
言いようがありませんでした。
つか、今でも十分ドイツ語には苦しんでいます。
海外生活と語学学習は切っても切れない仲ですが、ちょっとその国の生活に
慣れてしまうと、語学の方はないがしろになりがちなんです。
今年は移住7年目に突入するので、ドイツ語ともう一度きちんと向き合って、
本腰を入れて向上させたいと言うのが、今年の抱負の一つです。 ガンバルバイ!
このブログの読者の方も、外国語を勉強されている方も沢山いらっしゃると思いますが、
体験談などがありましたら、コメントをお待ちしてます。
追伸
この学校名の問い合わせがありました。
オペラ座前にあるDeutsch Akademieです。
☆今日のオマケ☆
大湧谷の黒玉子を抱えるキティちゃんのストラップは、りんごさんからの
ご当地限定シリーズは色んな方から頂きました。 アリガトウ!
私のケータイには、ストラップを通す穴がありましぇ〜ん
お時間がある方は、サイドバー上の「ロシアンブルー」のクリックもヨロポコ
お知らせ
リンク仲間のあぷぼんさんのブログで只今、捨て猫ちゃんの里親を探していらっしゃいます。
ご興味があられる方は是非!
不幸な猫ちゃんが一匹でも多く幸せになれますように。
最近のコメント