木曜日の夕方、アリーチェの学校でクリスマス発表会が開催されたので、
アリーチェの晴れ姿を見ようと、家族揃って喜び勇んで出かけました。
校舎はかなり古い建物ですが、塗装がきちんと施されているので古さはあまり感じられません。

この学校のイメージカラーはグリーンで、外壁も同じ色で塗装されています。
こちらはアドヴェントクランツと言う物なのですが、
キャンドルの火はどうして一つだけ灯されているのでしょうか?

こちらではクリスマスの4週間前の日曜日に1つ目のキャンドルを灯し、
次の日曜日に2つ目と、4つ目のキャンドルの火が灯される日曜日を心待ちにして、
クリスマスシーズンを過ごす習慣があります。
各家庭でも小さなクランツを飾るのですが、キリスト教の他の欧米諸国でも
同じような習慣があるのでしょうか?
これは英語の時間に、アリーチェと友だちのユリアーナが共同で作ったものです。

左は会話が書いてあり、その会話を絵にしたそうなのです。
出来が良かったので、廊下に貼り付けてもらえたんですって。
こちらの男の子は劇に出演してました。
緑君、髪の毛まで緑に染めて、気合いが入ってますね。
繋がってる眉毛もステキ〜。

右の女の子、ポスターが透けて見えるんだけど、この世の人?
死んでるはずなのに、とっても元気なガイコツ君。

学校中を走り回ってましたよ。
こちらの部屋は軽食が用意されていました。
手作りのケーキやクッキー、サンドイッチなどがありましたよ。
オイシカッタ~

飲み物はソフトドリンクからアルコールまで各種取りそろえてあります。
おっと、発表会の開演の時間が来ました。
アリーチェは4番目で、司会者が「今度は才能溢れる3人の少女の演奏をお聴き下さい!」
と、紹介してくれただけで、母、感動の涙。
エンソウハコレカラダベ
2人とも落ち着いた様子と言うより、堂々とした相好で演奏しているのが伝わりますでしょうか?

ミスもなく演奏後は大きな拍手を浴びて、照れ臭そうにお辞儀してました。
ピアノは舞台の下に置いてあったので、残念ながらピアノを担当したシュテファニーは
写真に収める事が出来ませんでした。
演奏が無事終わってホッとするお三方。

シュテファニー(ピアノ)・ペトラ(チェロ)・アリーチェ(フルート)
シュテファニーとペトラは幼なじみで、二人とも小学生の頃から国立の
ミュージックスクールでレッスンを受けているそうです。
お揃いのシャツが素敵ですね。
とっても上手に出来てたよ!良く頑張ったね!と、ねぎらいの言葉を掛けたいところですが、
出番がもう一つ控えているのです。
今度は先程のお三方に、ギター、木琴が加わりました。

木琴が加わると温かみが増して、曲全体に情緒豊な雰囲気がプラスされたよう。
あとうも同年代の子供達が活躍する姿を見て、ちょっとは感動したのかな?

「ママ〜、外で焼き栗が売ってるから、買ってもいい?」
って、まだ食い気の方が先行しているようです。
この学校は10歳から18歳までの子供達が通っているのですが、この会に参加していたのは
16歳までの子供達でした。
司会、照明にカメラもみんな子供達がそれぞれ担当していたのですが、出し物によっては
色んな学年の子が交じってやっていました。珍しいですよね。
アリーチェが吹いているフルートは、実は、私が高校に合格した時の母からのプレゼント
だったのですが、私は中学からブラスバンドでトランペットを吹いていたので、
結局、フルートまで練習する暇がなく、20年以上も日の目を見ない日が続いていたのです。
それが去年、急にアリーチェがフルートに目覚め、レッスンを受けるようになって
永い眠りから覚めたこのフルートもきっと喜んでいる事でしょう。
こちらは国立のミュージックスクールがあり、週に一回のレッスンが年間、
300ユーロくらいの料金で受けられるそうなのです。
入学は9月からなので、来年は考えても良いかなと思っています。
気になるビデオは今週末には編集して、なるべく早くようつべに載せますので、
お楽しみに。
では皆々様も、素敵な週末をお過ごし下さい。
演奏を頑張ったお三方に!
お時間がある方は、サイドバー上の「ロシアンブルー」のクリックもヨロポコ
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